SAのもろもろの話。

本、絵、スポーツ、心動いた事を文章に。

TOEICを申し込んでみた話。

お久しぶりです。

SA(https://twitter.com/SAIMP8999)です。

1日空いただけで、お久しぶり感が出るのは(自分の中で)いい兆候です。アウトプットが習慣付いてきたということではないでしょうか。

 

さて、本題。

 

この度、TOEICに挑戦することにしました。

そんな大げさな。と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私の中では大きなチャレンジなのです。

 

私の英語のスペック

授業は真面目に受けていた中学時代、それほどテストの点数は優秀という訳ではありませんでしたが、英語に対する苦手意識といったものは無かったと記憶しています。

しかし、問題は高校時代、部活動に明け暮れた結果、英語はすっかり苦手になり、大学受験の勉強もなんとか本番に間に合わせましたが、最後まで結局、苦手意識は拭いきれませんでした。

そして、大学四年間も講義以外の勉強はなしで、今に至ります。

英語のスペックというよりも私の英語観、経験値という感じですが、こんな感じです。

 

きっかけ

TOEIC受験のきっかけはアルバイトでの外国人接客経験とTwitterでフォローさせていただいている方からの影響です。

まずはアルバイトでの外国人接客経験から。

アルバイトをしていた飲食店が都心ということもあり、外国人の来店もかなり多い印象でした。

しかし、英字のメニューがあったこともあり、それほど対応に苦慮することはありませんでした。

しかしある日、筋骨隆々な腕に蛇のタトゥーがバシバシに入った白人が私を呼び止め、メニューを指差し、

「しぇりん?」

的な事を言ってきました。

 

「え?」

「しぇりん?」

「え?」

「しぇりん!?」

という、不毛なやり取りをしていると、隣からバイトの先輩が、

「yes!     shrimp!」

と、私と外国人客の間に入って対応してくれました。

shrimp、つまり、エビという単語さえ聞き取れなかった私は愕然とし、赤面しました。

私も英語の勉強から逃げずに、自分の力で対応したい。

そして、外国人客からの問いかけにアタフタしているバイトを救い出すカッコいい先輩になりたい。

それが第一のきっかけです。

 

そして、もう一つの理由、Twitterでフォローさせていただいている方の影響。この方はサラリーマンの方で、海外経験もあるようで英語勉強法、英語勉強の大切さをブログで普段から発信されています。(本当に一方的に書かせていただいているので、あえてアカウント名は貼らないでおきます。)

その方のツイートで、

「20代で経験してよかったこと」の中に、「TOEIC900点を取れたこと」を挙げていました。

TOEICハイスコアによって自信がつき、今後の英語勉強への足がかりになったと語っているのを見て、やはりTOEICを受けてみて損は無いなと感じました。

 

これらが私のTOEIC受験のきっかけです。

 

決戦は1月13日(日)

ベタかもしれませんが、英語勉強のスタートとして、TOEICを受け、自身の英語の現在地を確かめたいと思います。

 

なぜ、英語勉強のスタートがTOEICなのか?

と問われたら、正直に申し上げて、

何からやればいいか分からないから。としかお応え出来ません。

ですが、動機は不純でも、努力はしっかりしたいです。

 

1月の試験に向けて勉強する過程を発信していくつもりですので暖かく見守ってください!

 

以上です!

ありがとうございました!

頑張ります!

 

 

 

「一瞬の風になれ①」を読んで青春っていいなって思った話。

 

SAです。

また本を読んだ感想です。

見出し文字をデカくできるくらいにブログに慣れてきました。

ただ、いただいたコメントへの返信方法がわからずに、しっかり返せているかどうかとても不安です。

もし、届いていないようなら申し訳ありません。追い追いマスターしていきます。

 

まだ自分自身にとって、「ブログを書く」ということが、イベントといえるくらいに大ごとなので、もっともっと日常に落とし込んで、呼吸するかのようにアウトプットしたいものです。

 

さて、さっそく本題へ。

本書との出会い

いつもの様に自宅本棚を漁っていると、爽やかなエメラルドグリーンの表紙が目に飛び込んできました。

さらに、爽やかな題名「一瞬の風になれ」。なんか素敵やん。

さらにさらに、「吉川英治文学新人賞、2007年本屋大賞W受賞!」の帯。

これは読むしかないでしょ!

そして、ページを捲ると何だか余白も多いし、私の凡な脳でも読みやすそう。

、という訳で読み始めたのです。

 

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)

 

 

 

ざっくりあらすじ

主人公はサッカー少年の神谷新二。中学時代はクラブのサッカーチームに所属する。思う様にチームでは結果を残すことができず、エリートサッカープレイヤーの兄、健一との比較に苦しむ。そして、中学卒業をキッカケにサッカーを辞めてしまい、家から近い公立高校になんとなく入学してしまう。

 

そして、もう一人の主人公、新二の親友であり天才スプリンターの一ノ瀬連。中学2年にして、陸上短距離で全国大会で好成績を残すほど将来を嘱望された選手であったが、練習嫌いで組織に馴染めない気質からか、あっさりと陸上に背を向けてしまう。適当にバイトを入れながらマイペースに残りの中学生活を送り、奇しくも新二と同じ公立高校に入学することとなる。

 

夢を失った学校生活を送っていた二人は高校の体力測定で、50メートル走のタイム測定での競走をきっかけに、走ることへの喜びに気づき、陸上部に入部する。

 

新二はサッカーで感じた悔しさを取り戻すように、そして連はかつて背を向けた走ることへの喜びを再確認するように、陸上にのめり込んでいく。

正反対の二人が共に助け合い、時にぶつかり合いながら成長していく青春ストーリーである。。

 

やっぱ素敵やん。

 

まだ、一巻読み終えたところだけど、ただただ良い。

 

私の中高時代を振り返って見ても、新二や連と同じように部活動に明け暮れていました。

ただ、決定的に違うのは、

全然爽やかではないことです。

私の場合、陸上ではなくもっともっと泥臭いイメージの部活動でとにかく汗まみれ、泥まみれで爽やかさとは無縁の学生生活を送っていました。

もちろん、新二や連も汗はかいているとは思いますが、なぜかそれを感じさせないような雰囲気が本書の文章にはあるのです。

風呂上がりの私より、汗だくの新二や連の方が爽やかさを感じられるような文章なのです。

 

陸上部ってかっこいいな。読み終えると

そんな思いさえしてきました。

中学時代にこの本に出会っていたらもしかしたら高校は陸上部に入ってたかもなぁ。そんなことさえ思ってしまうほど本書では陸上という競技が美しく描かれています。

 

なんか美しすぎる青春に魅せられて、自分自身の青春と比較してみたりして、なんかイラついてきました。単純な嫉妬です。なんか眩しすぎて辛い。読むの辞めてやろうかな。とかいう思いもないことはないですが、私はもう、新二と連の成長から目が離せません。

気づいたら2巻を手に取っていました。

 

ブログってこんなのでいいのかな?絶対本の魅力伝わってないよね?まぁでも、趣味でやってるだけだしいいですよね?

 

そんな自問自答を脳内で繰り広げながら、また爽やかな青春の世界へ現実逃避します。

 

2巻の感想も書くと思いますが、そんなに期待しないでください。

 

以上、ありがとうございました!

「絵はすぐに上手くならない」を読んだ話

「絵はすぐに上手くならない」(成冨ミヲリ)を読んだ話。

SAです。

趣味で絵を描いております。拙い絵を描いてはインスタグラムに投稿しています。こんなレベルの絵にもかかわらず楽園SNSであるインスタグラムでは暖かいコメントやいいねがいただけます。(最近は技術練習中心で、作品がなかなか投稿できてないのが現状ですが…)

 

そんな中、やはり趣味であっても「上手くなりたい!」という強い気持ちがフツフツと沸いてまいりました。

かといって、美術の授業を高校1年の頃受けたきり、絵などの芸術を習ったことのない私には何から始めたらいいのか、全くイメージがわきません…。

また、中学、高校の時は部活動に必死で、美術の先生に教えていただいた事は全くといっていいほど覚えてないというのが現状です。

美術の先生ごめんなさい。

 

本書との出会い

失意の中、いつものように私の聖地(メッカ)であるジュンク堂池袋店を徘徊していると、非常に興味深い本を見つけました。

 

「絵はすぐに上手くならない」(成冨ミヲリ)です!↓↓

 

絵はすぐに上手くならない

絵はすぐに上手くならない

 

ざっくり内容

本書なんですが、まず「絵が上手い人」を2パターンに分けて解説していきます。

一つが、「まるで写真の様な絵を描く」という意味で、絵が上手い人、

もう一つが、「〇〇描いてみて!といわれて、何も見ずにしっかり特徴を掴んで描ける」という意味で、絵が上手い人です。

私は写真をじっくり見て、何度も描き直しながら作品を仕上げるので、どちらかというと前者のタイプでしょうか。

私の描いたとろサーモン久保田さん↓↓

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その上でクリエイティブな職業にどのような絵のスキルが必要かに触れつつ、タイプ別にどのようなレッスンを積めばより早く上達できるか また、どのようなレッスンは必要ないか。本書は明確に提示していきます。

 

そして、トレーニング一つ一つの説明が非常に細やかで、なぜそのトレーニングが必要なのかが非常に明確です。

本書を読んだ後、どんな絵を描きたいのか、その絵を描くために自分自身に必要なスキル、スキルを身につけるために必要なトレーニングと、目的から逆算して自分のやるべき事が見えてきた気がします。

そして、最後には実際にどのようなトレーニングを積み、どのような結果につながったかといった事例集もあり、勇気とビジョンも持つ事が出来ました。

 

なにより、

「作品制作は今すぐ始めてください。勉強が終わってから作品を作ろうと思うと、一生作品制作に入れません。……(中略)とにかく下手でもいいので作品制作はすぐ始めましょう。構想を練るだけでも、自分に足りないもの、勉強しなくてはならないものが見つかりますので……」という文に非常に背中を押されました。

ド下手な今現在の私でも、「描いてていいんだよ」と言われたようで嬉しかったです。

 

それと同時に、このマインドはどの分野の勉強にも通づるものがあるなとも感じました。

今まで英語を勉強するにも「まずは単語をある程度覚えてから問題を解こう」とプランを立て、挫折した事を思い出しました。

 

最後に

創作はほとんどが才能が左右するものだと思っていました。創作スキルのほとんどにはセンスが絡んでくるのは確かなのかもしれませんが、トレーニングによって、「センスがある人が無意識下で為していること」には少しずつ近づけると思います。

本書を読んでそのための戦術、自信をいただか事が出来ました!

 

絵も、そして文章もとにかく練習あるのみ!

 

最後まで拙い文章を読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

パラレルワールドラブストーリー(東野圭吾)を読んだ話

SAです。

書評を書いてみたいと思う。

書評の定義は詳しく知らないので、これから私が書こうとしているものが本当に「書評」なのかはよくわからないが、とりあえず本を読んで思ったことを書こうと思う。

 

パラレルワールドラブストーリー(東野圭吾)」を読もうと思ったのは、来年5月の映画化の予告をたまたま目にしたからだ。

「なんかこの題名聞いたことあんなぁ」

そう思った私はさっそく家の本棚を端から探した。両親が東野圭吾ファンかつ、読書家故に家にある大量の本。その中から本書を無事見つけ手に取った。

 

そして、早速ページを開いたのだ。

 

〜ざっくりあらすじ〜

主人公は研究職に就く若い男、男には愛しい恋人と、幼馴染の親友の男がいる。リア充である。ちなみに、映画では恋人役は吉岡里帆が務めることになっている。エゲツないリア充である。

そんな主人公の男はなぜか苦悩している。(吉岡里帆が彼女のクセに)

時々想起する、夢、記憶の断片が何かおかしいのだ。

その記憶によれば愛しい恋人は自分の恋人ではなく、幼馴染の親友の恋人。

「そんな馬鹿なことはない。」

「俺には彼女との思い出だってあるし…。」

なんて、思っている間に親友は忽然と姿を消してしまう。

なぜ親友はいなくなったのか?

主人公はなぜそれに気がつかなかったのか?

主人公がそれを追いかけ始めて行動すると共に記憶は少しずつ形づくられ、真実が見えてくる。

といったストーリーだ。

こんなんでいいのかな?あらすじって。

 

〜読んでみて思ったこと〜

まず素直に思ったのが物語の「時間軸」の緻密さである。記憶の断片を頼りに過去を追い求め現在。断片から想起される過去。を行ったり来たりしながら、主人公が真実に迫っていく。書いてる本人が訳わからなくならないのかなといったくらいストーリー展開は複雑だ。しかし、不思議と読み手はそれほど混乱することなく、主人公と共に真実に迫っていける感覚がある。やっぱり東野さんすげぇって感じである。

 

男女の記憶を巡る名ストーリーに「君の名は。」があるが、「君の名は。」と「パラレルワールドラブストーリー」はある意味、極のようなラストを迎える。

みんなが「よかったねー」で終われる「君の名は。」に対し、「パラレルワールドラブストーリー」は読後、「おぉふ」といった感じになる。ちょっとここは私の表現力のなさを呪うしかないが、そんな感じである。

面白いことは間違いないが、とてもとても切なく、人間の弱い部分、醜い部分が表出されたようなラストを迎える。

パラレルワールドラブストーリー」の主人公が追い求めていた「記憶の断片」はもしかしたら辿り着かない方が良かった記憶だったのかもしれない。

 

ところで、書評ってどれくらい内容に触れていいものなのだろう?ネタバレとかになっちゃダメなのかな?まぁネタバレオッケーでも本作を上手く説明する文章力はないけれども…。

 

なんかすみません。こんなの書評じゃねぇよ!っていうツッコミがきそうだけれども、とりあえず何か書くことが重要なのかなと思い、書いてみました。

まずは僕自身が書評を読んで、「書評とは何か」知りたいと思います。

ガチな書評だと思って読んでる人いたら(そういう人はたぶん途中で読むのやめてるだろうが)、心より謝罪したいです。笑

本を読むのが好きでそれを誰かに話したい一心なのでお許しください。

 

なんにせよ、あの緻密な時間軸がどう映画として展開していくのだろう!!とにかく楽しみである!!

パラレルワールドラブストーリー」2019年5月31日公開!!

絶対に見てくれよな!!

 

以上、SAでした、すみませんでした。

 

 

パラレルワールドラブストーリー、映画サイト↓

http://www.parallelworld-lovestory.jp